カードローンで一番使われる言葉は、低金利と即日融資です。安い利息と直ぐにキャッシング出来るという二つのキーワードはお客様が一番関心を寄せる所でしょう。それではカードローンのサービス案内で決まって低金利と書いてありますが、どこからが低金利なのでしょうか?
実は低金利というのは他のカードローンとの比較でしかありません。でも比較の仕方も大事です。ここでちょっと間違った比較の仕方をご紹介いたします。例えば有担保ローンと無担保ローンの金と融資限度額を比較して見ましょう。無担保と有担保の場合大きな違いがあるのが利用限度額です。
●無担保ローン(図ー1)
会社名 | 金利 | 利用限度額 |
---|---|---|
楽天銀行 | 4.9%~15.5% | 10万円~500万円 |
アコム | 4.7%~18% | 500万円 |
※無担保ローンの金利は日割り計算で保証人はなし。
●有担保ローン(図ー2)
会社名 | 金利 | 利用限度額 |
---|---|---|
三井住友銀行 | 4.9%~8.8% | 300万円~10億円 |
アビック | 5.4%~15% | 200万円~50億円 |
※金利は固定金利型・変動金利型が多いです。
条件の違うローンを比較しても意味がありません
無担保ローンの返済方式は借入残高スライドリボルビング方式が主流です。そして有担保ローンの場合は固定金利及び変動金利が主流です。何が言いたいのかと言うと、無担保ローンと有担保ローンでは、お金を借りるという共通点はありますが、利用する時の条件が大きく違うのです。
だから有担保ローンと無担保ローンの金利をいきなり比較しても意味がありません。どうしてかというと比較するよりも先に、まず不動産があるか無いかという事が大きな前提条件になります。そして不動産という担保物件があって初めて、無担保にするか有担保にするかかどちらにするかローンの選択をする事になります。(こちらもご参考に→家を担保にして即日融資を受けることはできる?)
それに有担保ローンの場合は使途目的がカードローンの場合と大きく違っていて大きな借入を必要としているはずです。だから明らかに条件が違います。だから普通は有担保リーンと無担保ローンの金利を比較したりする事はしません。そのどちらのローンを利用するのかを決めてから、同じ条件のカードローン会社同士の金利を比較して金利が安い高いを判断する事にしましょう。
即日融資可能な金融機関の比較
ところが同じカードローンでも銀行系のカードローンと消費者金融系のカードローンとは金利がはっきりと違います。そして直ぐに借りたい人には『即日融資』という条件を加えて、銀行と消費者金融の金利を比較しますが、同じカードローンですから金利を比較してもおかしくはありません。
でも順序とすれば銀行系にするか消費者金融系にするかをまず決める人が多いはずです。その選択も同時に考えながら金利を比較する事になります。この場合、金利も並行的に比較しながら銀行のカードローンと消費者金融会社のカードローンの選択をするのですが銀行と消費者金融は金利は銀行の方が一般的に低いです。
その分銀行の審査は厳しいです。だから審査に不安のない方は銀行のカードローンを利用した方が金利の安い条件で契約出来ます。この場合の安いというのは消費者金融会社のカードローンと比べればの話です。まずは銀行の金利と消費者金融の簡単な比較をしてみましょう。
■銀行のカードローン(図ー3)
会社名 | 金利 | 利用限度額 |
---|---|---|
三井住友銀行 | 4.9%~8.8% | 300万円~10億円 |
みずほ銀行 | 4.0%~14% | 1000万円 |
■消費者金融のカードローン(図ー4)
会社名 | 金利 | 利用限度額 |
---|---|---|
アコム | 4.7%~18% | 500万円 |
プロミス | 4.5%~17.8% | 500万円 |
金利で選ぶなら銀行のカードローン
同じ無担保ローンの銀行と消費者金融会社とでは(図-3・図-4)の比較の通りです。一般的な傾向として銀行の方が金利は安いです。その代りに審査は銀行の方が厳しいです。(こちらもご参考に→審査のゆるいキャッシング会社を教えて!)ですから消費者の方は金利の安い銀行のカードローンを選ぶか、借りやすい消費者金融会社のカードローンを選ぶかというのが最初の大きな選択肢になります。
そして銀行の審査に自信の無い方には、即日融資にも大いに不安が出てきます。どうしてかというと審査の都合により審査に問題があれば新たな書類の提出を求められたりする可能性があるからです。その場合は、審査が長引いたり、即日での銀行振込融資を希望している場合、銀行営業時間を過ぎて翌営業日扱いになってしまう可能性があるからです。
銀行の審査に不安のある方は即日融資の可能性の高い金融会社を選ぶという選択肢もあります。銀行の審査の厳しさ、チェックの厳しさは審査時間が延びる事にもつながります。さらに審査結果によっては、申し込みの時に必要ないとされている書類の提出を求められる可能性もあります。その場合も即日融資が難しくなる可能性があります。
借りやすさで選ぶなら消費者金融のカードローン
銀行の審査に不安のある方で、どうしても今日中に即日融資を受けたいという方は消費者金融会社のカードローンを利用した方がいいでしょう。 元々消費者金融会社は、銀行の審査に自信のない方や早く借りたいというお客様がターゲットですから銀行の審査に比べると少し柔軟性があって通り易いと言えます。
どこの金融会社を利用しても審査はありますから、必ずという保証はありません。でもどうしてもという必要度と、緊急性が高くなればなるほど消費者金融会社という選択も出来て来ます。ここで一つ信販会社が発行するクレジットカード・キャッシング専用カードがありますがクレジットカードはショッピングが主体ですからこの記事では省略しています。
即日融資が出来ない場合があります
例えカードローンの審査に合格したと言っても即日融資を受ける事が出来るというわけではありません。その為に即日融資可能なカードローンでも、『最短で即日融資可能』と言う表現になっているのです。どうしても今日、即日融資を受けたい方の為に最低限実行して頂きたい事があります。 それをご紹介して行きます。
翌日扱いになってしまう場合があります
即日融資を受ける為の申込み時間帯に制約のあるカード会社が結構多いです。例えば「即日融資をご希望される場合は午前中に申し込むようにして下さい」という風な具合です。最初に言いましたように即日融資と書いているから必ず出来るというわけではありません。それぞれのカード会社の即日融資を受ける為の必要条件は必ず確認しましょう特に、申し込み時間制限があるかどうか確認しておきましょう。
平日に申込まないとダメな場合があります
カードローンの申し込みはインターネットを利用すれば24時間申込む事が出来ます。土日祝日に審査をしないカード会社は、まずありませんが平日に申し込まないといけない理由は二つあります。そのうちの一つは在籍確認です。もう一つが銀行振り込みによる融資を希望しているの場合の銀行の業務の終了している時に申し込んでも即日融資を受ける事が出来ません。
●在籍確認が取れない場合
貴方の勤め先が休業日でも留守番業務の社員がいて在籍確認が取れる場合は自動契約機などで申し込めば即日キャッシングが出来ます。ところが、勤め先が休みで在籍確認が取れない場合は、たとえ審査に合格して、カードの発行をして貰ってもキャッシングする事が出来ません。
その場合は勤め先の翌営業日に在籍確認が取れてから貴方の携帯にカード会社から、カードの利用可能の連絡が入ります。その場合は即日融資を受ける事は出来ません。
●銀行業務が終了している場合
銀行が休みの時は銀行振り込みによる融資が行われません。これは平日の場合でも同じです。申し込み時間の制約と共通しますが銀行の振込み業務が終わるまでにカードローンの契約を終了していないと翌営業日扱いになりますからご注意ください。
●(例外です)在籍確認なしのカードローン
また銀行振り込みによる即日融資を希望している場合も同じです。在籍確認が取れない場合、銀行振り込みは行われずに翌営業日扱いになります。ただし在籍確認を免除してくれる会社の場合はこの限りではありません。平成26年9月現在で大手の消費者金融会社の中で在籍確認のしないで審査をしてくれる会社は1社だけあります。
即日融資は申し込み方法も大切です
どうしても今日借りたい!そういう方にとってはより即日融資の受けられる可能性の高い申込み方法を追求していきましょう。即日融資の可能性の高い順に紹介して行きましょう。
●自動契約機(店舗での申込みも同じです。)
即日融資を希望する場合、一番即日融資を受ける事の出来る可能性が高くなる申し込み方法です。金融機関によってはテレビ窓口という名称の物もあります。あるいは「むじんくん」など様々ですが、個人で自動契約出来るものなら皆同じシステムです。
利点は銀行営業日でなくても融資を受ける事が可能ですから、在籍確認が取れるのでしたら土日祭日でも即日融資を受ける事が出来ます。
●インターネット(スマートフォン・携帯)
この方法は出かける必要がないので一番早く申し込む事が出来ます。しかも必要書類を撮影してメールに添付して送る方法、あるいはFAXと併用してやれば最短で30分で審査が終わります。そして銀行振り込みの場合は平日て営業時間内(振り込み業務)の契約が必須になります。あるいは申し込みを終えて自動契約機でカードと契約書を発行して貰う方法があります。
(⇒インターネットで即日キャッシングしたい方はこちらへ)
●郵送・固定電話による申し込みは不可です。!
基本的に即日融資を受ける事は出来ません。一度契約してから電話で振込融資を受ける事は出来ますが、それは本来の即日融資ではありません。
即日融資を万全にする為の最終チェック!
審査に落ちてしまうのは仕方ないのですが、少なくとも個人のミスで即日融資が受けられない事の無いように、申込む前に必要事項をチェックして審査に万全の状態で臨みましょう。
その為、これまでの内容も踏まえて審査に臨む前に気をつけておきたい事もまとめてみました。
必要書類の準備
必要書類はカード会社毎に違います。だから直前に申込もうとするカードローン会社を変更した場合は、利用出来る必要書類も変わるかもしれないので注意が必要です。特に運転免許証の代わりの書類、あるいは源泉徴収票の代わりの書類など代わりに使える書類が違い場合が多いので注意しましょう。
●本人確認書類の住所を点検しましょう
本人確認書類の住所が現住所と違っている場合は即日融資の大きな危険信号になります。もし違っている場合は次の書類などが余分に必要になります。直ぐに間に合わない場合もありますから要チェックです。
- 公共料金の領収書(都市ガス・電気・水道・固定電話(NTT)・NHK)
- 住民票の写し
- 印鑑証明書
※(会社によって内容が違う場合があります。)
●収入証明書類は念のために準備しておきましょう
確実性をあげるなら個人自動契約機で契約しよう
即日融資最優先なら銀行の営業日を気にしなくてもいい自動契約機を利用しての申し込みと契約が一番オススメです。その場合の注意事項としては必要書類を忘れないようにする事です。
銀行振り込みでやるのなら
平日の銀行の営業時間内に契約が終わるように申し込みましょう。基本的に平日の銀行営業開始時間から14:30までに契約を完了すれば即日融資を受ける事が出来ます。ただし念のために申し込もうとするカードローンの時間帯は確認しておく必要はあります。
在籍確認が出来るかどうか知っておこう
個人情報の入力は落ち着いて確実に
ご自分の住所などの個人情報は落ち着いて間違いの無いように落ち着いて入力しましょう。通常、カードローン会社の担当者の連絡によって直ぐに修正出来れば問題ないのですが、会社の連絡先や住所などを間違えると在籍確認に手間取ったり審査が長引いたりします。
即日融資可能なカードローン低金利ベスト5!
●銀行系カードローン
会社名 | 年利率 | 利用限度額 |
---|---|---|
第1位 Mr.カードローン | 2.0%~8.0% | 1,000万円 |
第2位 三井住友ゴールドローン | 4.5%~9.8% | 500万円 |
第3位 カードローンBIG | 3.8%~13.8% | 800万円 |
第4位 みすほ銀行カードローン | 4.0%~14.0% | 1,000万円 |
第5位 三菱東京UFJ銀行 | 4.6%~14.6% | 500万円 |
●消費者金融系カードローン
会社名 | 年利率 | 利用限度額 |
---|---|---|
第1位 プロミス | 4.5%%~17.8% | 500万円 |
第2位 アイフル | 4.5%~18.0% | 500万円 |
第3位 アコム | 4.7%~18.0% | 500万円 |
第4位 モビット | 3.0%~18.0% | 800万円 |
第5位 ノーローン | 4.9%~14.6% | 300万円 |
※(DATAは平成24年9月現在)