最近のキャッシングやローンは便利で即日融資を受けることもできるし、コンビニなどのATMを利用すれば24時間お金を借りられます。カードローンは用途が自由になっているので、利用目的が何であっても利用することも可能です。
ただ、用途自由のキャッシングやカードローンは事業資金としては使うことができません。事業でお金が必要となる場合は困ると思いますが、そんな時はビジネスローンで借りたお金なら事業性資金としても使うことができます。
今回は法人向けのビジネスローンについて紹介していきたいと思います。
ビジネスローンと事業者ローンは同じ!即日で融資を受けられることも
事業の資金を調達できるローン「ビジネスローン」と「事業者ローン」には違いがあるのでしょうか。
名前自体は違うものですが、どちらも似たような意味で、ビジネスローンを事業者ローンと呼んだり、事業者ローンをビジネスローンと呼んだりすることもあります。
審査を行ってもらえるというだけで、申し込みをした人が誰しもお金を貸してもらえるというわけではないので、審査に落ちる。ということも頭に入れておく必要があります。
このビジネスローン・事業者ローンは消費者金融で扱っている場合もあるし、銀行系のローンとして存在していることがあります。公式サイトを覗いてみると「法人向け」とか書いてあるところがあるので、そこからアクセスすると詳細を確認することが可能です。
もし利用したいところがすでに決まっているなら、アクセスして詳細を確認してみるといいでしょう。
窓口に行かなくてもOK!申し込みはインターネットからも可能!
ビジネスローンというと、窓口に行かなくては申し込みができないとお考えの人もいるかもしれませんが、そんなことはなくインターネットから申し込みすることもできます。ローンによっては、外出しなくても契約までできることもあるWEB完結申し込みというのもあります。
申し込みは電話でもできますが、電話の場合聞き間違いなどが起こることもあるので、電話で申し込みを行う場合は聞き間違いや聞き取り間違いには注意しなくてはいけません。インターネットでは聞き取り間違いなどは起こりませんが、申し込み時必要な情報をご入力してしまうこともあるので、こちらも注意が必要です。
必ず確認しておこう!ビジネスローンの申し込みに必要な条件や書類!
ビジネスローンにも申し込み条件はあり、満たしていないと申し込みができたとしても融資を受けることはできないので必ず確認しておく必要があります。確認しておきたいことは「年齢」と「業歴」です。
- 20歳から65歳まで
- 20歳から69歳まで
- 業歴2年以上
すべてのビジネスローンで当てはまるわけではありませんが、このような条件になっていることが多いです。また必要な書類には本人確認書類と所得証明書が必要になります。書類は代表者本人のものが必要なので必ず法人の代表者の書類を用意しておきましょう。
- 本人確認書類(運転免許証・パスポート・保険証)
- 所得証明書(課税証明書・納税証明書・納税通知書)
- 事業を証明する書類(登記薄謄本・決算書・事業計画書)
用意しておけば必要になったときにすぐに提出することができるので、必ずそれぞれの書類を用意しておくようにしましょう。
法人向けのビジネスローンの使い道は運転資金や給料に使える
ビジネスローンを探しているのであれば知っているかもしれませんが、使い道についても知っておきましょう。使い道にはいくつかありますが、運転資金や給料として使うことができますが他にもこんな使い道があります。
- 下請けへの支払い
- 資材や機械の購入費用
使い道はビジネスローンによって様々ですので、申し込みをする時にそのローンではどんな使い道があるのかよく確認しておく必要があります。できること、できないことがあるので必ず確認して、自分の用途とあっているローンに申込みするようにしましょう。
事業者ローンやビジネスローンは消費者金融や銀行で扱っている
事業者ローンやビジネスローンを扱っているところは多く、最近は消費者金融でも扱っている場合もあるのです。扱っているところをちょっと調べてみました。
- アコム
- 三菱東京UFJ銀行
- ビジネクスト
- オリックス
- 三井住友銀行
- アイフル
- オリコ
上記以外でも法人向けのローンを扱っているとこは多くあるので、自分がよく利用している消費者金融や銀行に申し込みすることもできます。信用金庫でも法人向けローンを扱っている場合もあるので、一度自分がよく使う消費者金融や銀行で探してみましょう。
即日融資もできるローン、できないローンがあるのでその日に借り入れをする場合は即日対応してくれる融資先を選ぶようにしましょう。
法人向けローンを利用する時に注意しておきたいこと
最近の消費者金融や銀行といった金融業者には、事業者ローンやビジネスローンといった事業者向けのローンを扱っているところも増えてきています。
申し込み条件も様々なので、実際に利用するときには申し込みする前に法人にも融資をしてくれるのか?確認する必要があるのです。
法人向けローンに申し込みする前に業歴や税金を確認!
法人向けのローンを使うときには、申し込み条件を確認して、自分が対象になっているのかよく確認する必要があります。
ローンによっては「業歴が2年以上必要」ということが条件となっていることがあるので、そういうところでは新規の法人だと借入することは難しいこともあります。
事業者ローンを扱っているところは結構ありますが、申し込みができる条件なども合わせると利用できるところも限られてきますのでよく確認しましょう。業歴が必要なところは、申し込んだとしても融資をしてもらうことはできないので、新規法人でお金を借りたいなら、業歴が必要なところは避けるようにしましょう。
他にも税金の未納があると、申込み対象者から外れてしまう可能性があります。利用する業者やローンによってさまざまなのですが、税金の確認もしておく必要があります。ローンにはそれぞれ申し込みの対象者、というものがあるのでこれは最低限満たしておかないと申し込みをしても審査には通りません。
ビジネスローンに申し込みするのであれば業歴は十分か?税金の未納がないのか?申し込みを行う場合はよく確認して、問題がないようなら申し込みを行うようにしましょう。
携帯電話を分割払いで組んでいるとビジネスローンの審査に影響する
最近は携帯電話を持っている人が多いですが、「携帯電話の支払い」がビジネスローンの審査に影響を与えることもあります。対象は携帯電話本体を分割払いで購入している人で、支払いが遅れていたり支払いがされていなかったりすると、審査に通らないことがあります。
携帯電話の支払いの他にもテレビショッピングなどの分割払いや奨学金の支払いも同様にビジネスローンの審査に影響をあたえることがあります。
携帯電話の本体料金やテレビショッピング、奨学金の支払い状況は「信用情報機関」に登録されており、ビジネスローンや各種ローンに申し込み時、この個人情報を確認しています。支払いが遅れるとその情報が記録されて、「この人は返済をしてくれない人」と思われて審査に悪影響を与えます。
支払いが遅れることなく支払われていれば特に問題はなくローンは組むことができます。信用情報機関に支払い状況が記録される携帯電話やテレビショッピング、奨学金の支払いは必ず行っておきましょう。
他にも携帯電話やショッピングでの分割払いをしていて、支払いが延滞していると融資は受けられません。即日融資を受けるためには、普段から借金の返済を遅れることなく行っておく必要があります。
法人向けビジネスローンは即日融資可能!事業資金の調達の際に
法人でも利用できるビジネスローンでは即日で融資も受けることができるので、急遽お金が必要になったときに利用することができます。
ただし、審査の状況によっては即日で融資できないこともあるし時間がかかることもあり、2~3日程時間がかかることもあれば週単位で時間がかかることもあります。即日融資可能なビジネスローンでも審査に時間がかかることも考え申し込みする必要があります。
ビジネスローンの中には個人事業主には融資を行っているけど、法人向けには融資を行っていないというローンもあります。ローンを選ぶときは法人向けにも融資を行っているのか確認する必要もあります。
業務歴が2年以上必要だとか年齢は20歳以上65歳以下といったような申し込み条件もビジネスローンのそれぞれに決められています。利用するローンを選んだらそのローンの申し込み条件もよく確認しておきましょう。
最近は銀行だけではなく大手の消費者金融でもビジネスローンを扱っている場合も多いです。自分が普段使っている銀行や消費者金融で法人向けローンを組むことができる可能性もあるので、ローンを決めかねているのであればまずは現在利用している銀行や消費者金融でビジネスローンを探してみましょう。
【参考ページはこちら】
即日融資が受けやすいキャッシング会社の見分け方
よくご自分の事業の計画を練ってお金を融資をする必要があるのであれば時間に余裕を持って申し込みを行っておきましょう。
申し込みするのにも条件があるので、申し込みをする時はすべての条件を満たせていた場合のみ行うようにしましょう。