即日融資を受けたいなら本人確認のタイムロスにも注意を!

急にお金が必要になって、即日融資を受けたいときもあると思います。何かの支払いを忘れていた、家族が怪我をして救急車で運ばれた、急な飲み会が入ったなど、持ち合わせがなくて慌ててしまうような状況のときもあるでしょう。

最近では、即日融資を受けられる金融会社が多くなっています。以前は消費者金融だけでしたが、特に近年は、銀行でもすぐにお借入ができるところが出てきています。

即日融資の鍵

即日融資を受けたい場合に、注意しておくべきことがあります。1つは、お申込の時間帯です。即日融資を受け付けてくれる時間帯は、消費者金融で限界でも15時10分前までです。もっと早いところでは、14時前に締め切られてしまいます。

ですから、お申込の時間帯は、できれば午前中かお昼休みに済ませるくらいのつもりでいることが重要です。

また、土日・祝日など、条件が悪い場合、対応してもらえない金融会社も存在します。ですから、できるだけ早く動く必要があります。

即日融資を受けるために、本人確認や在籍確認で手間を取ってしまうと、なかなか融資実行してもらえません。消費者金融によっては、仮で10万程度貸してくれるところもあるにはありますが、特に銀行で借りたい場合などは、確認が取りやすい状況をつくっておくことも重要です。

急いでいるときに確認事項でタイムロスをするのは、本当にもったいないです。キャッシングの本人確認でタイムロスをしないためには、やはり申込むタイミングで、すぐに対応できる状態にしておくことが重要です。
(⇒即日融資を受ける時に気をつけておくこと

本人確認は2種類あります!

とはいえ、具体的に何をして良いかわからないという方も多いと思いますので、まず、本人確認について知っておきましょう。本人確認とは、お金を借りる人が本当に名義人本人なのかを、金融会社が確認する作業です。本人確認とひとことで言っても、その方法は2種類あります。

  • 書類による確認
  • 電話による確認

の2種類ですね。それぞれについて、もう少し詳しくご説明しますね。

書類による本人確認

書類による本人確認は、申込者本人が持っている書類で確認する方法です。具体的に、以下のような書類で確認します。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証
  • 写真つき住民基本台帳カード
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

※最後の2つは外国人の方

実際に利用できる書類は金融会社によっても違います。

日本人ならどこでも共通で利用できるのが運転免許証ですが、これを持っていない場合の対応はまちまちで、健康保険証やパスポートがあれば単独でOKというところもあれば、保険証と住民基本台帳カードを一緒に提出してください、というところもあります。

ちなみに、免許証を持つ予定がない方は、写真つきの住民基本台帳カードを持っておくと、いろいろな場面で身分証明が楽になりますから、持っておくといいですよ。

また、健康保険証を持っていないという方は、生活保護の方くらいだと思いますし、生活保護ならいずれにしても借金はできないですから、だいたい、このあたりで本人確認が取れるはずです。

ただ、外国人の方の場合は別で、在留カードか特別永住者証明書が原則必要で、これを持っていない方は借金ができません。これは、日本に永住権のない外国人に、各金融会社が借金を認めていないということでもあります。

電話による本人確認について

電話による本人確認は、すべての金融会社で行うわけではありません。書類審査だけでOKというところも少なくないのが実状です。けれども、もし必要だった場合に、何通りかの方法がありますので、知っておくと良いでしょう。

その方法の1つは、直接、本人と連絡を取るという方法です。これは、自宅や携帯電話に、電話がかかってきます。どちらも担当者の個人名でかかってくるため、特に家族にバレる心配などは必要ないでしょう。誕生日や住所を聞かれる可能性があります。たいてい、この方法を選択できます。

別の方法では、申込んだ本人が無人契約機の前や窓口にいるタイミングで、意図的に会社に在籍確認をするという方法で行われます。これは、アコムが有名ですね。明らかに会社にいないはずの状況であるにもかかわらず、会社で本人がいるとわかってしまった場合、融資は受けられません。

あるいは、在籍確認の際に、同時に本人と電話を代わり、その場で本人確認をすることもあります。この場合、誕生日など、簡単な質問をされることがあります。この方法を取る金融会社は、本人確認の電話をそれほど重視しておらず、その場にいなければ、それはそれで可としているところもあるようです。

具体的に準備しておきたいことは?

さて、ここからが本題です。本人確認の方法がわかったら、具体的にどんな準備をしておくべきか、というポイントに入りましょう。書類と電話について、別々にお伝えしますね。

書類の準備をしましょう

書類による本人確認については、単純にその書類を用意しておくことですね。携帯やスマートフォンで免許証を撮影しておくなどすると、より手早く行えます。

ただ、撮影するときは、文字や写真が鮮明に写るように、気をつけてくださいね。スマートフォンの中には、自動で手振れ補正がONになっていない機種もあるので、撮影前に必ず、ONにしておいてください。また、文字撮影モードがあれば、利用するのも良いでしょう。

そして、このとき、借りたい金額によって準備しておくべき書類があることをご存知ですか?本人確認ができれば借りられるのは、銀行なら100~300万、消費者金融なら50万までです。これよりたくさん借りたい場合は、収入証明書も必要になるんですよ。

収入証明書とは、具体的には以下のような書類ですね。

  • 源泉徴収票
  • 納税証明書
  • 確定申告書
  • 給与明細
  • 住民税課税証明書
  • 納税通知書

こうした書類は、通常、1種類で十分ですが、場合によっては2種類以上求められることもありますから、事前に準備しておきたいですね。もちろん、事業主なので源泉徴収票はありません、という場合、源泉徴収票を提出してくださいとは言われませんので、その点のご心配はいりません。

本人確認書類と、金額に応じて収入証明書類が用意できたら、次は電話についてです。

電話は身構えなくてOK!

電話による本人確認は、特に身構える必要はありません。聞かれる内容も、本人であれば確実にわかるはずの、生年月日や住所などですから、引っ越したばかりで住所を覚えていないということでなければ、事前に何かを用意しておく必要もないでしょう。

ただ、1つ注意しておきたいポイントがあります。それは、あなたが無人契約機などの操作をしているのでなければ、電話を取れる場所にいるということです。会社の在籍確認では必要ないですが、自宅に電話がかかってきたときに、誰も出ないと確認が取れないということになってしまいます。

また、携帯電話やスマートフォンの場合ですが、電波の届くところにいることが大切です。地下鉄などで電波が届かない、電源が切れている、などということはないようにしたほうが、確認がスムーズです。たまたま電話がかかってきたときに取れないと、後でまた電話をかけてもらうことになってしまいます。これではタイムロスですよね。

本人確認は2種類とも必要?

最初に本人確認は2種類あると書きましたが、金融会社が本人確認をする際に、書類だけで確認している場合があります。ただ、本人確認と在籍確認は多少異なり、在籍確認の電話も入れないところとなると、モビットのWeb申込くらいのものでしょう。

もっとも、これについては、いくつかの消費者金融は、割と柔軟です。アコムなどでも、どうしても電話をされると困ると伝えると、書類を複数提出し、それで在籍確認を済ませられる場合があります。また、三菱東京UFJバンクイックなども、アコム同様、書類審査が可能な場合があります。

書類による確認もなく貸してくれるところはありません。書類審査は基本です。ただ、例外的に、既に口座を持っている銀行については、それ以前に確認ができているため、そのままいきなり利用できる場合があります。

もちろん、両方が必要な金融会社もありますから、一度申込んだら、いつ電話が来ても問題ないようにしておくのがベストですね。

【参考ページはこちら】
審査なしで即日融資が受けられるってホント?