「急いで融資を受けたいんだけど、初めてなので審査に通るか不安」というキャッシング初心者の方もいれば、「もう何社かで借りちゃってるんだけど、急な出費で即日融資してほしいんんだよな…」と既存の借り入れが気になってしまう方もいらっしゃるでしょう。特に即日融資を必要とするなら、その不安も一層募るものです。
最初に書いておきますが、即日融資だから審査が厳しくなるわけではありません。通常の融資のときと同じ基準で「貸すか貸さないか」は判断されます。なので、初めての方には初めての方向けの、他社借入がある方にはそれがネックにならないような申し込み方法を知るべきです。(こちらもご参考に→初心者必見!確実に即日融資を受ける方法)
どこから借りるかを決める
まずは、即日融資を受けるためにどこへ申込むかを決めなければいけません。申込先の基準と、主な申込先の優先順位を表にしてみましょう。
申込む基準 | 第一候補 | 第二候補 | 第三候補 |
---|---|---|---|
金利などの条件も重視したい | 銀行など金融機関 | 大手消費者金融 | 中小の消費者金融 |
早く借りることを重視したい | 大手消費者金融 | 銀行など金融機関 | 中小の消費者金融 |
総量規制が気になる | 銀行など金融機関 | - | - |
金利やATM手数料などの諸条件も考慮して申込先を選ぶなら、金融機関を最初のターゲットにすることをお勧めします。借りる額にもよりますが、返済総額を考えると銀行のローンが一番少額で済むことは確かです。時間的に余裕があるなら、即日融資をしてくれる銀行選びをしてみてはいかがでしょうか。
もし、急ぎで余裕がないのであれば、日本全国に展開している大手の消費者金融の中から選ぶのが手っ取り早いでしょう。銀行は即日融資が可能かどうかを調べる必要があること、中小の消費者金融ではその存在から調べなければいけないことになるため、即日融資が可能で知名度の高い大手の消費者金融を選べば、それらの時間は大幅に短縮できます。
初めての方も借り入れがある方も知っておきたい「総量規制」
上の表の3段目に挙げた、「総量規制が気になる」について、少し説明をしなければいけませんよね。消費者金融などの貸金業者から融資を受けられるのは、年収の3分の1までと法律が規制をかけています。このことを「総量規制」と呼び、規制されるのは消費者である私達ではなく、貸す側の消費者金融の方なんです。
つまり、年収が120万円の方には、消費者金融が貸せる限度は40万円まで(120の3分の1は40ですよね)。キャッシングが初めての方でも、希望額が年収の3分の1を超える場合は、消費者金融への申し込みは不可能ですし、他社からの借入総額との合計が年収の3分の1を超えてしまう方もダメということになります。
そのため、第一候補の「銀行などの金融機関」のみに絞ることになるわけです。あ、もちろん総量規制以内で余裕があるなら、この項目は心配しなくても大丈夫ですよ。
申込み条件をしっかり確認しよう!
即日融資に気を取られるあまり、基本中の基本である「申込み条件」を見落とすことがないようにしたいものです。主な申し込み条件として挙げられるのは…
- 営業エリア内にお住まいかお勤めをしている(銀行や信用金庫に多い条件)
- 勤続年数が一定期間ある(3ヶ月~半年は欲しいところ)
- パート・アルバイトも可(不可のローンも結構ある)
- 専業主婦や年金生活の方(不可のローンも多い)
即日融資を実行してもらうための審査に通る条件
基本的な審査に通る条件は上に書いた事柄です。では次に、即日融資を受けるための審査への注意点を考えてみましょう。(こちらも参考になります→審査が甘い即日キャッシングってあるの?)ここでは3つのポイントをご紹介します。
融資を受ける方法と時間帯の把握
融資を受けるには、主に3つの方法が存在します。そして、その方法によって時間帯(時間制限)も存在します。申込みから審査に通り、契約の手続きを終えるまでの時間的な制限を見てみましょう。
融資の受け方 | 時間的制約 |
---|---|
口座振込 | 振込処理の締切時間に間に合わせる |
カードを発行してもらう | 自動契約機の営業時間に間に合わせる |
現金手渡し | 店舗の営業時間に間に合わせる |
上の表のうち、口座振込は銀行と大手消費者金融、カード発行は大手消費者金融とごく一部の銀行、現金手渡しは大手消費者金融の一部と中小の消費者金融が主な申込先となります。そして、最も時間がないのが口座振込の締め切り時間です。多くの場合、午前中までの手続きをリミットにしているのが特徴です。
また、銀行の口座振込は、平日という制限もかかってきます。銀行の休業日にあたる土日祝日は即日融資はほとんど行なわれていません。その点でも銀行からの即日融資は時間的な制限が大きくなっています。
一方、一部の銀行や中小消費者金融、そして大手消費者金融が設置しているカードローンの自動契約機は、土日祝日も営業しているものが多く、時間帯も夜8~9時まで稼動している(土日祝日は午後6時までが多い)ので、時間的なゆとりは一番あります。会社帰りに手続きをして、カードでキャッシングが可能なのも便利ですね。
現金を手渡しでというのは、一部の大手消費者金融と中小消費者金融の方法になります。手渡しですから、手続きは当然店頭窓口で行ないます。こちらは午後6時までで土日祝日は休業という店舗が多い特徴があります。
自分の都合に合わせた申し込み方法を考えたとき、どこに申込むかも自然と変わってくることになります。お仕事で夕方まで手続きができないなら口座振込の即日融資は無理ですし、前日の夜にネット申込みができるなどの余裕があり、更に当日の午前中に契約手続きができるなら、銀行からの口座振込を期待してもいいでしょう。
審査が不安なら、希望額は必要最小限に!
即日融資の手続きでやってはいけない失敗例
どの方法を採るにしても、どこへ申込むにしても、自分のミスで即日融資のチャンスを逃すのは避けたいところです。そんなミスを防ぐためには、次のことに注意をしましょう。
- 住所・電話番号・口座番号などの書き間違い(連絡がつかない、口座振込ができない)
- 収入の申告額と収入証明書の額が違う(提出したときにばれる)
- 身分証明書の不備(コピーが見づらい、FAXで読み取れない)
なんだか物凄くドジっぽいことばかりですが(笑)、これが急いでいるときにポカッとやってしまうことだったりするんです。ひとつのミスで大幅に時間がロスになって、即日融資に間に合わなかったということのないように、充分気をつけたいですね。
とにかく慌てず、ミスや嘘で審査に落とされないこと。正確な情報と素早い手続きで即日融資は受けられます。時間内に審査を通過するには、それなりの心構えが必要だということも覚えておきましょう。
【参考ページはこちら】
即日融資で100万円!借り入れすることは可能?