法人でも即日融資できる!急ぎの事業資金も諦めないで!

個人事業主、自営業、呼び名は様々ありますが、一国一城の主として自信を持って日々お仕事している人がほとんどでしょう。会社勤めにはない自由や刺激、出会いを楽しんで過ごせるのは個人事業主ならでは。いつの間にか事業を拡大する人もいるかもしれません。

個人事業主も規模が大きくなっていくと、いつしか法人となることも多いでしょう。個人事業主の時には個人が自己責任だけで事業を運営することができましたが、法人となると事情が変わってきます。規模が大きくなると責任の所在も変わってくるわけですね。

法人は個人、人間以外が権利や義務を有することになります。責任が個人に帰結しないということです。分かりやすく言うと、個人事業主は事業の借金を自分で返さなくてはいけませんが、法人になっていると個人の経営者が返済する義務がなくなります。

法人事業資金も即日融資可能!銀行が間に合わなくても大丈夫!

個人事業主と法人、決定的な違いは資金調達時における信用の度合いが違うということでしょう。事業資金を全て自分で準備することは難しい人が多く、法人となってもそれは例外ではありません。どんな人も融資を受けているものです。

この時、個人事業主と法人のどちらが資金を調達しやすい(融資を受けやすい)かと言えば、圧倒的に法人と言うことができるでしょう。確かに、融資する側からすれば、万一の時に破産して回収不可能になる個人事業主より法人とお付き合いしたいはずです。

法人なら融資時の信用は高い!難易度の高い金融機関もいける!

法人が資金を調達する時、以下の金融機関を選択肢として挙げることが多いとされています。

  • 日本政策金融公庫
  • 銀行・信用金庫
  • 消費者金融

この3つが資金の調達先としてよく考えられています。中には知り合いや個人的な人間関係から都合する法人もあるようですが、それができるのはほんの一部ですし、万が一トラブルを起こした時に人間関係も破綻してしまうという諸刃の剣でもあります。

どの金融機関もそれぞれのルールに則った審査方法があり、その審査を通過した法人に対して融資を行うことになります。この審査に通過できなかった法人は残念ながら別の方法で資金を調達しなければならないという事実があります。

審査に通過すれば無事融資を受けることができるわけですが、では、この3つの金融機関のうち、どれが法人にとってお得なのでしょうか。返済のことや利息のことを考えると、日本政策金融公庫、銀行、消費者金融の順番だという声が非常に高いです。

個人事業主と違い、法人のメリットは、日本政策金融公庫といった公的機関や、銀行のように審査が厳しい、担保が必要と言われる金融機関との交渉が、個人事業主の時よりもずっと容易になるということでしょう。

大したことがないように思われるかもしれませんが、実は大変重要な項目です。個人事業主の時はどうしてもお堅い金融機関からの融資を受けることができず、金利が高い消費者金融を利用せざるを得なかった……という人もかなりいるのです。

法人であれば、個人事業主であった時よりも敷居が遥かに下がっていると言えるでしょう。もちろん審査に通過しなければ融資を受けられないという事実は変わりませんが、少なくとも門前払いに近い扱いを受けることはなくなるはずです。

それぞれの特色は?メリットやデメリットを考えよう!

代表的な3つの金融機関を挙げていますが、それぞれメリットやデメリットがあることは確かです。ご自分が所属する法人の状況に合わせて使い分けて行くことがもっとも賢いことだと言えるでしょう。そのためには違いを把握しておくことが重要です。

金融機関 メリット デメリット
日本政策金融公庫 金利が低く、返済も長く設定できる 融資の対象となる法人が限定される・法人化7年以内のみ融資
銀行・信用金庫 金利が低く、地元密着の付き合いが可能 担保が必要、手続きに必要な書類が多く、審査に時間がかかる
消費者金融 審査が比較的早く、担保が不要 金利が高く、融資限度額も他に比べると低めであることが多い

比較してみるとご自分の法人の今の状況に相応しいのは?ということが見えてくるのではないでしょうか。それほど急ぎの融資でなければ、公的な色合いが強く、担保も相談次第で調整が利きやすい日本政策金融公庫を真っ先に考えるでしょう。

銀行・信用金庫の良いところは、地元密着型の付き合いができるため、普段から担当者と腹を割って話すことが多くなるという点です。法人が辛い状況に陥った時、相談しやすくなるかもしれません。地元銀行なら尚更でしょう。

消費者金融のメリットはとにかく審査が他の金融機関と比較して早いということ。法人でも利用できるのか?という疑問を持つ人もいそうですが、法人に消費者金融が融資を行うことは全く問題ありません。急ぎの時には消費者金融が良いでしょう。

日本政策金融公庫の融資対象法人とは?注意!少々の限定あり!

急ぎでない限りメリットが多い日本政策金融公庫ですが、デメリットの項目で先に挙げている通り、融資の対象となる法人が限定されるという、意外な一面があります。これを知らないで申し込んでも無駄足ですので、事前にチェックしておく必要があります。

対象となる法人は以下の通りになります。

  • 農業育成法人
  • NPO法人
  • 設立より7年以内の法人

ご自分の法人はあてはまっていますか?もしあてはまらないようなら日本政策金融公庫からの融資は諦めざるを得ないでしょう。魅力的な融資機関ではありますが、資格がなければどうしようもありません。

逆に言うと、これらの条件にあてはまっている法人は、即日融資を考えるほど切羽詰まった状況でもない限り、メリットの多いこの機関からの融資を受けられるように考えて行動した方が良いと思われます。

また、他にも大規模法人であったりすると融資が難しくなったり、対して小規模法人だとまた違うメリットが発生する場合もあります。分からないことは問い合わせて、最大限のメリットを享受できるように動きたいものです。

銀行・信用金庫は融資の基本中の基本!利用できるならしておこう!

融資と言うと真っ先に思いつくのが銀行、信用金庫という人も多いでしょう。かくいう私もう日本政策金融公庫や消費者金融を詳しく知るまでは、融資と言えばこの2つくらいしか考えられませんでした。それほど世間に密着した金融機関と言えます。

先のメリット・デメリットで挙げたように、急いで資金を調達したい人にはあまり向いていない機関と言えます。(こちらもご参考に→銀行で即日融資を受けることは可能?)まず審査に時間がかかると言う点が一番のネックになるでしょう。場合によっては担保もしっかりと必要になります。

ただ、審査に時間がかかる、担保が必要ということは、決して悪いことではありません。信用の土台を強化し、その分、融資額を高く設定できるという利点にも繋がるのです。これは他の金融機関ではあまり見られないメリットのひとつと言えることですね。

融資を急がず、じっくりと高額融資を受けたい法人であれば、銀行・信用金庫との融資相談をしてみることが一番良いかもしれません。NPO法人・農業支援法人であれば同額が日本政策金融公庫からの融資を受けられますが、そうではない法人ではこちらを重視することになります。

消費者金融でも事業資金は借りられる!必要な時には迷わず利用!

さて、比較してきた中でもメリットとして「審査が早い(融資までの時間が短い)」と言う点を挙げているのが消費者金融。融資限度額でこそ他の金融機関に及ばないものの、融資までのそのスピードで窮地を救われる法人も多いはずです。

消費者金融と言うと個人向けの融資をイメージすることが多いようです。実は私も、消費者金融が事業資金を取り扱っていることをつい最近まで知りませんでした。あまり有名な話ではないのかもしれません。

しかし個人事業主・法人を問わず、融資相談に応じてくれるということは事実のようです。全ての消費者金融が対応しているわけではありませんが、特に大手では取り扱いの強化が始まっていることが窺えます。

個人事業主・法人への融資を取り扱っている代表的な消費者金融は以下になります。

消費者金融 金利 限度額
アコム 4.7~18.0% 500万円
アイフル 4.7~18.0% 500万円
プロミス 4.5~17.8% 500万円

もちろんこの3社だけではなく、他にも法人が利用できる事業資金を取り扱っている会社は存在します。ここではよく知られている大手の消費者金融を羅列してみました。誰でも一度は聞いたことがある有名な会社ですよね。

事業資金の融資について詳しく宣伝していないのは、近年、消費者金融が事業性のある資金を融資することに難色を示す世論が出て来ているという理由が挙げられるようです。便利すぎるのも問題なのでしょうか?世知辛いと言えば世知辛い話ですね。

他の2つの金融機関と比較してみると、やはり融資の上限(融資限度額)が随分低いことが一目で分かります。しかしこの融資額の低さこそが、消費者金融の特徴でありメリットであるスピーディな審査を行える理由のひとつと言えるでしょう。

限度額が高額であればあるほど、慎重で神経質と言えるほどの審査を必要とします。それこそ銀行や信用金庫で数週間かかる場合もあるほどです。それほどしっかりした対応をしてくれているわけですが、急いでいる時には待っていられませんよね。

消費者金融のスピードは最大の強み!急ぎの時には思い出そう!

本当に急いでいる時、個人事業主であろうと法人であろうと、「今日中にどうしてもお金がいるんだ!」と言う局面に陥ることは必ずと言っても良いほどにあることでしょう。そんな時、強い味方が消費者金融です。そう、消費者金融はスピードが命。

その危機に陥るまでにも何度か法人として取引をしていれば、消費者金融がこういった時にどれほど頼れる味方なのかを既に実感しているでしょう。まだ実感していない法人責任者は、その局面に陥る前にチェックしておくべき方法と言えます。

消費者金融の最大の特徴はスピード融資、最近では個人への融資で有名になっている「即日融資」がありますね。急いでいる時にはとても便利です。しかしこれ、実は法人でも利用できるということを知っていましたか?
(⇒事業資金も即日融資で借りられるってホント?

とにかく消費者金融はそのスピードが命と言っても良いほどの速さ。かと言っていい加減な審査をしているわけではなく、融資を受ける資格がないと判断されれば容赦なくお断りされてしまいます。いい加減なシステムではないことはこれで分かりますね。

法人でも即日融資が可能、と言う金融機関は他にはないと言っても過言ではないでしょう。日本政策金融公庫、銀行や信用金庫ではまず考えられない融資の速さです。もちろん先に挙げた通り、メリットとデメリットはありますが、急ぎの時にはメリットが感じられることでしょう。

ただ、即日融資が可能で審査もOKとなっても、申し込みの時間帯によっては入金が即日とはいかない場合があります。これは金融機関のシステムの問題ですので、どちらが悪いというわけでもありません。

即日融資を確実に受けるためには、申し込みを遅くとも正午に終わらせておくことが必要です。それなら審査からの融資振り込みまでを、金融機関が稼働している時間に間に合わせることができます。意外と盲点ですので、いざと言う時のために覚えておいてくださいね。

また、いざと言う時に慌てないために、前もって契約だけを済ませておくのも手かもしれません。すぐに融資を受けられるカードが手元に一枚あるだけで、その安心感は違うものですし、カードが利用できれば24時間いつでもお金を用意することができますからぜひオススメです。

返済までに間を空けないのなら普段から利用するのも賢いですよ!

法人契約とはいえ、最初から融資の最大限度額を利用できないこともあります。やはりどんな金融機関も信用が大事。初めて利用する相手には最大限の融資をすることができない事情もあると言うものです。

それでは心許ないという場合、前もってカードを作っておくように、少しずつ普段から利用して、信用実績を上げておくのも良い方法です。金利が高めなので経営に難が……ということもあるかもしれませんので、借り入れから返済まで、あまり間が空かない時に利用するのが良いですね。

様々な金融機関がありますが、法人に対して事業性のある資金を即日で融資してくれるのは消費者金融だけと言っても過言ではありません。いざと言う時に慌てないよう、様々な手段を講じておきたいものですね。参考になれば幸いです。

【参考ページはこちら】
企業が即日融資を受ける際に注意しておくべきこと